un reve




真ん中にケーキの乗ったテーブルを囲んで、何人かの人がいる。
真ん中にいるのは、カイちゃん・・・
これは、夢・・・
だって、カイちゃんは・・・・・・・・・
「はい、カイ君。私たちからはこれね。」
「ありがとう、クレアさん。」
私が見ている中、会話は進んでいく。
これ、カイちゃんの15歳の誕生日だ・・・
「私からはこれ〜♪
 カイちゃん、開けて開けて♪」
ご機嫌で包みを渡す私。
今見るとなかなか貧弱かも(笑)
「サンキュー♪」
そうそう、カイちゃんがすぐに包みを開けて・・・
「今年はね、自分で作ってみたの。
 ちょっと不恰好になっちゃったけど・・・」
そこからでてくるのは・・・
「バンダナ?
 ダリが作ったのかぁ。
 すっげぇ嬉しい☆ありがとうな。」
紫色のバンダナ。
布を染めて、自分で作ったやつ。
紫色って、カイちゃんに似合うから。
・・・あれ?
バンダナ作ろうとは思ってなかった・・・はず。
なんでバンダナになったんだっけ?
「あ、カイちゃん、つけてあげる♪」
「あぁ、頼む。」
こうやって見てると・・・
恋人同士にしか見えない・・・
なんかフクザツだなぁ。。
「はい、できた♪」
「へぇ・・・
 カイ君、似合うわねぇ。」
嬉しそうにしてる私と、カイちゃんを見て感心してるお姉ちゃん。
それに、幸せそうなカイちゃん。
懐かしいけど・・・悲しくなってくるかな。
「ほんわかしてないでケーキ切ったら?
 せっかくだりあちゃんが作ったんだし。」
あ〜・・・おば様だ。
カイちゃんの、お母さん。
本当のお母さんみたいに優しかった・・・
会いたいなぁ・・・
「そうですね。
 じゃあ、あらためてカイ君、誕生日おめでとう。」
「カイちゃん、蝋燭吹いて吹いて。」
それで・・・
カイちゃんが蝋燭を消して・・・

・・・あぁ・・・・・・・
景色が・・・変わる・・・

「おかえり。
 今度はどこに行ってたの?」
「カリン・・・」
戻って・・・きちゃったんだ。
「カイちゃんの誕生日見てきたの。
 カイちゃんの、15歳の誕生日の・・・」
「そう。
 みんな、心配してるわよ。
 あなたが出ないから・・・」
それはわかってる。
でも・・・
「まぁ、気が済むまでここにいればいいわ。
 大丈夫だから・・・」
「ありがとう、カリン。
 ごめんね、迷惑ばっかりかけて・・・」
「そんなこと言うんじゃないの。
 私はあなたのためにいるんだから・・・」
「うん・・・」
「じゃあ、私はそろそろ行くわね。」
「いってらっしゃい。」
カリンが、消える。
今日も・・・新しい一日が始まる・・・


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キリ番8888、絵美様へ。
リクエストは『だりあとカイ』でした。
なんか・・・違いますね(苦笑
最初はちゃんとだりカイだったのになぁ。
実は、もっと小さいときの話の予定だったりしたのです。
でも、書いてる途中で“違くないか?”と思って・・・
結局、似たようなものですがね;
ちなみに、時間軸はかなり未来の話となっています。
だから、今の時点ではわけのわからない部分も多いかと;
まぁ、あくまでメインは誕生日です。
最後のカリンとの会話は予告・・・みたいなものですね。

もちろんお持ち帰りは絵美様のみで。
絵美様、返品可能です。

     2004.09.26  ユウナ
 



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