日も落ち、夜の帳が降りてきた頃。 ご機嫌で泉へと来たのは牧場主、クレア。 「女神様〜♪♪」 クレアは泉の前に立ち、女神様を呼んだ。 「クレアちゃん、どうしたの? こんな時間に来るなんて珍しいじゃない。」 それに応えて現れたのは緑の髪の女神様。 少しばかり眠そうにしながら泉の真上に浮かんでいる。 「これ持ってきたんだ♪ 女神様、一緒に飲もうよ♪」 そう言って掲げ持ったのはワイン。 チーズやクラッカーまで持ってきている。 「あらぁ♪いいわねぇ♪ そうね、久しぶりに飲みましょうか♪」 女神様は片手を振り、テーブルとイスを出す。 そして、手際よくセッティングをしてイスへと座った。 クレアもそれに倣い、イスに座る。 「赤と白があるけど・・・どっち飲む?」 「ん〜・・・ クレアちゃんが飲みたい方でいいわよ♪」 「じゃあ赤にしよう♪」 コルクがぽんっと音を立てて抜かれる。 「よし♪ 女神様、乾杯しよ、乾杯♪」 「はいはい。乾杯♪♪」 差し出されたワイングラスに注ぎ、乾杯をして飲み始める。 「それでね〜、セイったら・・・・・・」 クレアの話は、もっぱら兄弟のこと。 女神様はそれを楽しそうに聞いている。 「あなたたちは毎日楽しそうでいいわよね♪」 「うん、毎日楽しいよ♪ 昔に戻ったみたいで・・・」 「そうね。 聞いてるだけでも楽しくなるわ。」 「それならよかった♪」 そうして時も過ぎていき・・・ 「あ、赤終わっちゃった・・・ 次は白飲もう♪新しいグラス出して♪♪」 「はいはい。」 新しく出されたグラスに白ワインを注いでまた飲み始める。 「クレアちゃんは・・・」 「何〜?」 しばらくして。 グラスに口をつけつつ、何かを言おうとした女神様。 その言葉は、ある一点を見てとまった。 そして、その顔が青くなる。 「女神様、どうしたの? あ、フタバちゃん♪珍しいね、来るなんて。」 「やっほぅ、クレアちゃん。 フィーちゃん、その嫌そうな顔は何かな?」 女神様の視線を追うと、そこにはフタバが。 クレアが気付いたのを確認し、フタバはテーブルへと寄ってきた。 「嫌がってなんかないわよ、フタバちゃん。 気のせいじゃないかしら?」 女神様は笑って答えたが、その笑顔はどこかおかしい。 「ん〜・・・ま、いいや。 フィーちゃん、私にもイス出して♪♪」 女神様は、無言でイスを出す。 どこか、おかしい笑顔のままで。 「フタバちゃんも飲む?おいしいよ♪」 返事も聞かずに余っていたグラスにワインを注ごうとしたクレア。 しかし、もうワインは入っていなかった。 「あっれ〜? っかしいなぁ・・・」 ボトルを振ってもワインが出てくるわけがなく。 「クレアちゃん、まだ飲みたい?」 そう言ってフタバが指差したのは木の箱。 その中には、1ダースのワインが。 ご丁寧にツマミまで入れてある。 「飲む〜♪皆で飲も〜♪」 「飲み過ぎは身体に悪いわよ、クレアちゃん。」 「大丈夫〜♪ほら、女神様も〜♪」 「フィーちゃん♪ ほらほら、飲もう♪ クレアちゃんもこれからそんなに飲めなくなるだろうし・・・」 「・・・それも、そうね・・・」 「ふぇ??」 クレアは心配をする女神様のグラスにワインを注いでいる。 フタバはその横で、何やら意味深な言葉を呟いた。 女神様はその言葉に真面目な顔をして頷く。 わかっていないのは、クレアのみ。 「なんでもないよ♪♪ ほらほら、せっかく持ってきたんだから飲んで飲んで♪」 「そうそう、ほらクレアちゃん、飲みましょ♪♪」 「うん♪♪」 二人が慌てたようにクレアへとワインをすすめた。 でも、クレアはそれを気にしなかった。 こうして、酒盛りの夜は過ぎていった。 次の日、クレアは二日酔いで大変でした。 ☆★☆★☆★☆★☆★ 小夜様への捧げ物★ 他の方のお持ち帰りはご遠慮くださいね♪ リクは・・・ 『クレアと女神がなぜかお茶→ガールズ乱入→ボーイズ乱入→フタバ乱入、終結』 でした。 でしたが、ガールズボーイズ乱入はムリでした・・・(爆 乱入なんてしたら女神様が出てこなくなっちゃいます★ ただ単に私が人数が多くなると書けないせいなのですが。 フタバも・・・乱入なのかなぁ?(聞くな なんか、最終的にただの酒盛り・・・(汗 小夜ちゃん、返品可能です☆ 2004.09.10 ユウナ |