クリフの過去・・・・?
  一体何があったってゆうの・・・?

        byアゲハ

第11話「妹の死」


「事件・・・?」


「僕の妹が・・・交通事故で、死んでしまったんだ」

「え・・・・?」

クリフは事件の事を思い出して・・涙を目にいっぱい溜めていた・・・・。

「僕が・・・!!その場にいたのに・・!!
助けてやれなかった・・・。僕の不注意で妹は・・!!!」


「――――っ!!!」

「――クリフ!!お願い・・・自分を責めないで・・。」


その時、アゲハは涙を流していた。

「・・・アゲハ、君は優しいんだね・・・。」

「クリフ・・・・。」

クリフは少し笑った。そしてまたゆっくり語りだした。


「でも・・・その事故によって悲しい出来事は・・・妹の死だけじゃなかった」


「―――っ!!クリフ・・いいよ・・。もうやめて、あなたが悲しくなるだけ」


「話させて、アゲハ・・。僕はこの事を忘れたくないから君に話すんだ・・・。」

クリフは忘れたくないからアゲハに話すという・・。例え自分が悲しくても・・・。


「・・・・・うん」

アゲハは静かに頷いた。

「そのあと、僕の母親が妹の死をきっかけにノイローゼになってしまった」


「母がノイローゼになってしまったのは僕のせいなんだ・・・。」

「!!―――それは違う!!」

「違くなんかない!!僕は・・目の前でひかれた妹を・・・
妹を助けてやれなかった・・・!!そうしたら母も・・!!」


クリフは涙を流してそう言った。

「違う・・・」

「何が違うんだ・・!!」

「クリフ・・・妹さんが死んだのは事故でしょう・・?」

「それは・・・!!そうだけど・・・・」

「あなたは、その現場にいただけ・・・。
クリフのお母さんも、妹さんもクリフのせいになんかしていない」


「・・・・・・・」

クリフは何かから解き放たれたようだった・・・。

「きっと恨んでなんかいないよ・・。クリフのお母さんも、妹さんも・・・。」

「―――――・・・・」

そのアゲハの言葉を聞いたクリフは泣いた。安らいだように。


「ずっと苦しかったんだね。あなたは・・・。」

「アゲハ・・・ありがとう・・・」


アゲハは涙を流しながら、クリフのその言葉を聞いて微笑んだ・・・・。 

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