彼は私を見つめる。
その目はとても強い何かを感じられた。
byグレイ
第24話「この恋永遠であれ」
グレイは静かに喋り出した。
「スズカ・・・俺さ、」
「・・・・・何・・・・?」
聞くのが怖い。
そんなことを思いながらスズカはグレイを見た。
彼はまっすぐこっちを見ていた―――
「俺・・・お前の事好きなんだけど・・」
グレイの言葉にスズカは驚くしかなかった、
「え・・・・・?嘘・・・・」
それでも身体は本能で動く。
自然とスズカの目には涙が溢れていた――――
「アゲハちゃんが好きだった。
でも、今はスズカが好きなんだ・・・おかしいよな・・俺・・・。」
グレイは悲しそうな顔で言った―――
彼は、スズカが自分を嫌いだと思っているらしい。
「―――・・・それは違うよ・・・」
スズカはグレイの手を握った。
その頃にはスズカの目は溢れ出す涙で視界がほとんど見えなかった。
「私・・・・あなたが好き」
「――――・・・!!」
グレイは驚くしかなかった。
二人で自分が、互いに嫌われてると思っていたから、
「どうして・・・?私はあなたに酷い事をした・・」
「それが逆に俺を引き込ませて行った・・・」
「最初は嫌いだった。だけど、いつのまにか好きになっていた。
スズカはアゲハちゃんの事で落ちこんでいるときからちょっかいを出し始めただろ?」
「それが辛い苦しみから忘れさせてくれた・・・
俺はきっとスズカがいなかったらどうにかなってた。」
「本当に・・・・?」
「太陽・・・が・・・」
「え・・・・?」
「私は、あなたが太陽に見えたの・・・
その太陽がなくならない方法は、あれしかなかった・・・。」
「その方法で、太陽に光が戻った・・・」
「私、思ったの、自分を犠牲にしてでも・・・って」
「・・・そんな!!」
グレイはやるせない言葉でいっぱいになった。
何故なら彼女は自分の為に体を壊してしまったから。
「ごめんスズカ・・・・。俺、悪い事いっぱい言った・・」
「・・・いいの、私が勝手にやった事なの・・あなたは悪くない。」
やっと口に出しおえたスズカは、
極度の緊張に押しつぶされた。
スズカはグレイの服をひっぱり呼び寄せ、
赤くなりながらグレイの耳元で囁いた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
グレイは言葉を聞くなり、
赤くなった。
”私は、あなたに出会った時から恋してる”
グレイとスズカは互いに赤くなった。