research 32 「最後の打ち合わせ」





  クリフ「…あのさ、ナオキの能力使うってのは?」


  ナオキ「お前なぁ、オレが今日どれだけ能力使ってるか分かってんの?
      しかも10分も寝てないから、結構キツイんだぜ?」


  クリフ「…そっか…」


  カイ「あのさ、話がもつれるかもしれないけど…ポプリの部屋なら分かるぜ」


  グレイ「ポプリか…話がややこしくなりそうだな」


  カイ「…まぁな、でもオレがなんとか説得するから。」


  クリフ「本当!?じゃあそうしようよっ!」


  ナオキ「オレはどっちでも構わないよ。でもさ、男四人で女の子の部屋ってのは…
      かなり非常識だよな。」


  カイ「…まぁ非常事態だし、大丈夫だろう」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  コンコン


  カイ「ポプリ〜!?オレだけど〜。」


  「・・・・」


  カイ「やっぱ寝てるか…。」


  グレイ「勝手に開けるのもなぁ…」


  カイ「たしかに…。ポプリ〜!!起きろ〜!!」


  クリフ「カイ!あんましうるさくしないようにしなきゃっ!!」


  カイ「でも、こうでもしないと起きないだろ?ポプリ〜〜!!!」


  ガチャッ


  開いたのは、なぜかポプリの隣の部屋だった。


  カレン「うるさいわねぇ…!!こんな夜中に何してんのよ!?」


  ナオキ「おぉ、ラッキー!」


  カレン「はぁ!?とにかく眠いから私は寝るわよ。あんたらもさっさと部屋帰りなっ」


  クリフ「あぁ〜!!ちょっと待って!カレンさんに用があったんだよ〜!」


  カレン「…あたしに?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  カレン「ふ〜ん、そういうことね。で、私は火を消せばいいのね」


  グレイ「そういうことっ!だから今からカレンの首輪はずすぞ」


  カレン「OK。」


  シュウゥゥゥ


  カチャッ


  グレイ「できたっ!後はこっちのレプリカの首輪を付けといてくれ」


  カレン「分かったわ。私は今からどうすればいいわけ?」


  ナオキ「とりあえず、ドクターの部屋に戻るかな。」


  カイ「面倒だな」


  クリフ「仕方ないだろ!」


  カイ「はいはい!オレだってやるときゃやるんだぜぇ?」


  ナオキ「じゃー頼りにしとくぜカイ。じゃ、戻るか」


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  ドクター「とりあえず、明日は君達は細胞を取られる事だろう。
    それにはおとなしく従ってくれ」


  カイ「それでオレはどうすればいいわけ?」


  ドクター「君とそこの女の子は、明日の夕方、研究が始まる前に
      僕と細胞の始末をする。」


  グレイ「燃やすんだな」


  ドクター「そうだ。
      燃やすと言っても小火程度でおさめたい。だから水の能力で早く消す。」


  カレン「小火って言っても、怪しくない?いきなり燃えたら…」


  ドクター「この研究所で、タバコを吸っている人物が何人かいる。
      僕がそいつらの吸殻を入手して、置いてくよ。」


  クリフ「ほぇ〜、タバコの火だと思わせるんだね」


  ドクター「吸殻は明日の朝の会議で入手しておくよ。」


  カレン「あのさ、この事って他のS.A.Cには言っちゃダメなの?」


  クリフ「心配はかけたくないし…あんまし広めない方がいいと思うな。」


  カレン「イヴにも?」


  クリフ「…言わないで!!彼女に心配かけたくないっ!」


  ドクター「僕も同意見だな。」


  カレン「そっか、そうだねっ!私も心配かけたくないし…!!」


  ナオキ「で、オレとクリフとグレイは何すりゃいいんだ?」


  ドクター「クリフ君は、何か予知したら僕に知らせて欲しい。
      ナオキ君は作戦をする際に、役立ちそうだから来て欲しい。
      グレイ君も一応来て欲しいかな。」


  クリフ「って事は僕は作戦には不参加?」


  ドクター「どちらでも構わないよ。ただ・・・、
      あんまし多くのS.A.Cがいなくなってると不審に思う人物がいるかもしれない。」


  クリフ「分かった。じゃあグレイ!明日無線の通信機を作ってくれるかな?」


  グレイ「無線?いいけど?」


  クリフ「作戦の時に、何か予知したら知らせるよ。」


  ナオキ「そっか、お前もたまには冴えてるな♪」


  クリフ「たまにはって…失礼なぁ!!」


  ナオキ「あはは、冗談冗談〜!」


  ドクター「じゃあ、明日の午後三時。クリフ君以外はここに集まってくれ」


  カレン「分かったわ。」


  ドクター「今日はもうゆっくり寝たまえ。って言ってもあまり長くは寝れないけどね。
      少しでも明日のために休んだ方がいい」


  ナオキ「分かった!ってか、もう目が限界だったんだよな〜」


  グレイ「オレも…眠すぎるっ!」


  クリフ「僕も…眠気が…」


  ドクター「ははっ、じゃあ明日集合してくれ」


  カイ「分かったっ!おやすみ〜…」




  明日の午後三時


  作戦が開始される


  ドクターの命と


  S.A.Cの運命を変える戦いが…







 to be continue...

                                         

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