Last story 医者「奥さん頑張ってっ!!」 グレイ「頑張れっ…イヴッ!!」 イヴ「うぅ…はぁっ…」 オギャァア 医者「やりましたねっ!かわいい男の子ですっ」 グレイ「やったなイヴッ!」 イヴ「…私の…子供…」 私と…ドクターの すべてを失った私に ドクターは『希望』を残してくれた グレイ「名前はどうする?」 イヴ「…クリフ…かな…」 グレイ「…そっか。そうしようっ! ずっと…あいつを忘れないためにも!」 ドクターの名前をつけようかと思ったけど 私はドクターの本名さえ知らなかった イヴ「クリフ…私が…お母さんだよっ」 グレイ「ははっ、クリフ!オレがお父さんだぜっ!なんだかウケるなっ」 イヴ「グレイったら・・!ふふっ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ グレイは私をずっと支えてくれて クリフのお父さんになってくれると申し出てくれた 私は彼の好意に答え グレイと家庭を持った そしてクリフが5歳になった時だった------------- ドーンッ グレイ「!!?」 クリフ「なぁに?この音?」 イヴ「…まさかっ…」 ドンドンッ カイ「イヴッ!グレイッ!!ついに始まりやがったっ!!!」 グレイ「マジかよ・・・!くそっ・・・!」 私達が研究所にいた時に起きた戦争は あの後すぐ条約が結ばれ一時停戦した でも…また始まってしまったの…? イヴ「・・・・・」 グレイ「逃げようイヴッ!」 イヴ「私にはまだ希望が残ってる…!大丈夫…」 グレイ「イヴッ!!さっきまでいたのに…クリフがいないんだっ」 イヴ「・・・えっ!?」 グレイ「オレ今から探してくるっ!」 イヴ「待ってっ!私も行くっ!」 クリフを探しに 町へ出ると 町の教会が半壊していた イヴ「ひどい・・・」 半壊した教会に日が当たり 十字架が輝いている下に 幼いクリフが立っていた そしてそのクリフ目掛けて 飛んでくる爆弾があった グレイ「クリフッ!!待ってろオレが行くからっ…!!」 イヴ「クリフゥゥゥッ!!!」 記憶がフラッシュバックする 何度もクリフを守れなかった自分 守られてばかりの自分 ドクターを死なせてしまった自分 ナオキを犠牲にした自分------------------- イヴ「いやぁぁぁっぁあっっ!!!」 その瞬間だった シュンッ------------------------- クリフの体が突然光に包まれて 爆弾は一瞬にして消え去った そして…クリフは空高くに飛び また強い光を放った シュンッ クリフ『この世の兵器は全部消したよ もう…戦争は終わり パンドラのお話のように 箱には、絶望がいっぱい入ってたけど 最後に…希望が入っていた それが僕。 お父さんが最後にお母さんに託した希望は-------』 ドガーーーーーンッ!!! 鳴り響く轟音 そしてその後------------ ずっと澄んでなかった空が きれいに澄み渡って この世には平和が戻った--------? クリフ「お母さんッ!」 イヴ「…クリフ…?」 クリフ「どぉしたのお母さん?僕おなかすいちゃった」 グレイ「一体…どういうことだ…?」 グレイ「この子も…イヴのように力があったって事か…?」 イヴ「これは私の力じゃない…みんなの力だよ…」 戦争は何も生みません 憎しみ 絶望 略奪 生まれてくるのは人間の醜さだけ 人を殺し、人を憎み 何もかもを呑み込んでゆく でも------------ 人間には希望も残っているんだよ? それも忘れないで------------ 私にそれを教えてくれたのは クリフ・ナオキ…そして仲間達 私に翼を取り戻してくれたのは-- ドクター 私の元に最後に残ったのは-------------? 小さな小さな希望--------- あなたが私に残してくれた希望 翼を取られたSACは 小さな小さな希望となり また翼を取り戻す----------------- Fin |