research 48「希望」














 私達があの島を抜けて


 もう三ヶ月が経った



 私達が降り立った場所は


 まだ平和な世界-----------



 ナオキのいた故郷だった



 ちひろ「イヴちゃん、ご飯できたよ〜!」


 イヴ「うん、ありがとう」




 彼女は、ナオキの事を話すと


 ゆっくりとその真実を受け入れて


 私達を迎えてくれた




 ここは平和


 でも、近辺の国では


 まだ戦争が続いている



 私達がいた研究所の島は


 この国とは結構離れていて


 真っ先に狙われたらしかった



 でも、きっともうすぐ…この場所も戦場になる






 イヴ「いただきます」


 ちひろ「いっぱい食べてね☆」


 カイ「うめぇなコレ、おかわり!」


 カレン「早いよカイ!」


 カイ「悪ぃ!」


 イヴ「…ぅっ…」


 なんだか気分が悪い・・・


 イヴ「ちょっと…ごめんっ…!」


 私はお手洗いへ行った



 イヴ「…まさか…」


 グレイ「どうかしたのかイヴ?」


 イヴ「グレイ…!」


 グレイ「調子悪いなら医者にでも行くか?
      連れてくぞ?」


 イヴ「ぅん…よろしくできるかな…」



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 グレイに連れられ、病院に来た私


 医者「妊娠してますね」


 イヴ「・・・・・」


 グレイ「は?」


 医者「 『は?』じゃないですよお父さん、奥さんを支えてあげないと…」


 グレイ「え?は?えぇぇ?」


 イヴ「ありがとうございました先生…」


 医者「また検診に来て下さい」


 イヴ「…はい」




 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 グレイ「…オレの子…なのか…!?」


 イヴ「…なわけないでしょ(笑)」


 グレイ「…一回言ってみたかっただけ(笑)」


 グレイ「どうするんだ…?」


 イヴ「・・・産むよ」


 グレイ「そっか…。オレ、色々手助けするよ。
      あ、オレが父親になってもいいぜっ」


 イヴ「・・・ありがとう」






 まだ戦争は続いている



   でも…でもまだ



   残っているのは『希望』




 パンドラの箱の最後には


    希望があったのと同じように



 この世にはまだ


      『希望』が残っている







  to be continue...



                                         

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