七幕目

セ「なぁ、クレア・・・」

ク「何?セイヤ姫♪」

セ「姫じゃない!!」

ク・カ「姫じゃん」

セ「・・・」

ク「で?何?」

セ「演技だよな?」

ク「何が?」

セ「・・・なんでもない」
 (なんか冷たい空気が・・・)

ク「そう?ならいいけど。
  じゃあ、さっさと始めましょ?」


白雪姫 第七部

ク「お帰り、白雪姫。
  それに・・・ようこそ、皆さん。」

にこやかに言う王様。
その白雪姫を見る目は笑っていません。

ク「誰にも会わずに来れただろう?
  一週間ぶりの城はどうだ?」
   誰にも会わずに・・・ってそういうようにしてたのか

王の目が魔法使いを見ました。
その視線を感じ、魔法使いは丸い体をさらに丸く、小さくしました。
それを見て、王は王子、狩人の顔を見ました。
王は、王子様の顔を知っているようです。
そして、最後に小人の顔を見たとき、その表情が変わりました。

ク「名は?名をなんと言う?」
   うっわ・・・唐突だな・・・

だ「私ですか?
  私はだりあって言います。」

その名を聞き、王はさらに驚いた顔をしました。

ク「だりあ・・・?
  どこで育った?
  両親の名は?」
   意味がわからない・・・
   もう少しわかるようにしてほしい・・・

だ「そこの森の奥です。
  私はおばあちゃんに育てられて、親の名前は知りません。」

王は、玉座から降りて小人の前まできました。
そして、小人の顔をよく見ました。

ク「姫・・・
  森奥にいたのか・・・」
   ・・・は?
   どういうことだよ

セ(話がわからない・・・)

王は、小人のことを「姫」と呼び抱きしめました。
そうです。小人は、実は白雪姫の妹姫だったのです。
幼いころに誘拐され、それきり戻ってくることのなかった姫。
王が、目の中に入れても痛くないほどにかわいがっていた姫。
その姫が、帰ってきたのです。
王は、今までの態度を一変させました。
   幼いころに誘拐って・・・無理やりだなぁ・・・

ク「姫が帰ってきてくれるとは・・・
  これほどうれしいことはない。
  宴の準備をさせよう。」

だ「私は小人です。
  姫なんかじゃありませんけど・・・?」

ク「それは違う。
  この私が言っているのだから間違いない。
  誘拐されて、小人として育てられたんだ。
  だりあ、お前は私のかわいい姫だ。」

王は重臣たちを呼びに狩人を行かせました。

だ「・・・それじゃあ、お願いがあります・・・」

ク「何だ?姫の願い事ならいくらでも叶えてやるぞ。」
   うっわ〜・・・親ばかだ・・・(ぇ

だ「それじゃあ・・・
  セイヤを殺さないでください。」

小人の願い。
それは、白雪姫を殺さないこと。
白雪姫が狙われていることを知っていたから。
   知ってたのか・・・?

ク「それは・・・」
   何でも叶えるって言ったよなぁ・・・?

だ「ダメ・・・ですか?」
   
ク「い、いや・・・
  わかった。白雪姫は絶対に殺さない。」

セ(やっぱり・・・だりあが一番強いな・・・)
   まったくもってその通り。

小人の願いを叶える、と約束した王様。
どうやら、小人にはさすがの王様も弱いようです。

狩人が重臣たちを連れて戻ってきました。
王が小人のことを話し、重臣たちもそれを認めました。


白雪姫は民に相変わらず慕われ、後に王となりました。
そして、小人は白雪姫の妹姫となり、城で幸せに暮らし、数年後に王子様と結婚しましたとさ。

     〜〜END〜〜

セ「・・・終わった・・・」

ク「あ〜ぁ、終わっちゃった・・・」

ポ「ポプリ、あんまり出れなかった〜・・・」

カ「・・・無事終わってよかった・・・」

だ「なんか、よくわからないまま終わっちゃった・・・?」

その他大勢「・・・(死」
       ・・・ぇ?

ク「でも、完全に終わったわけじゃないんだな」

その他「えぇっ!?」

ク「このあと、雑談があるし。
  それで、完全に終わり。」

その他「・・・・・・・・・」




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