Prix pour Voeux



気付くと、真っ白い中にいた。
何もない、空間?
「ようこそ。ナオキ。」
突然、声が来た。
って・・・人影なんて見あたらねぇぞ?
しかも、何で俺の名前知ってんだよ。
「何キョロキョロしてるのよ。
・・・あぁ、忘れてた。」
ぱちんと音がして、人が現れた。
・・・どういう仕掛けだよ;
「・・・どなたですか?」
自然と敬語になっている自分が怖い・・・
同い年ぐらいにしか、いや俺より下にだって見える女に・・・
敬語なんか使ったことねぇのに。
「私?・・・さぁね♪」
何か、身に纏ってる雰囲気が恐ろしげなのは気のせいか。
・・・気のせいだよな?
「ナオキ、あなたの願いを叶えてあげる。
勿論お代はもらうけどね♪
さぁ、願いごとは何?」
俺に選択権はないのかよ。
第一、おしつけといて代金払わすのか?
いや、それ以前に願いを叶えるって・・・
何かの新興宗教か?
「ほら、答えないと元の世界に戻れないわよ?」
「は!?」
「さぁさぁ。
願い事、あるでしょう?」
あるにはあるが・・・
「・・・何でも出来るのか?」
「ん〜・・・モノにもよるわね。
まぁ、将来叶うようには出来るわ。」
自信に満ちた様子で言ってるが・・・本当、こいつは何者なんだ?
「じゃあ・・・俺を、いや、俺達をあの研究所から解放してくれよ。」
あそこから逃げられれば、またチヒロと会える。
今それを願ってもよかったが・・・
それじゃあ根本的な解決にはならないからな。
「無理よ。
まあ、いつかはちゃんと“解放”されるから安心して♪」
・・・即答かよ・・・
でもまぁ、いつかは解放されるのか。
「ってわけで・・・
代金の話をしていいかしら?」
「代金も何も・・・願い叶えてもらってねぇぞ?」
それなのに代金か?
それって詐欺なんじゃ・・・・・
「『願い』は言ったでしょう?
あなたが言って、それに私は答えた。
あぁ、詐欺とかじゃないわよ?」
どうやら、この女は心が読めるらしい。
こいつもSACなのか?
だったら嫌だな。何かいやだ。
「ってわけで、代金は・・・
1〜3まであるけどどれがいい?」
は?1〜3??
「早くしないと全てやらすわよ?」
それはいやだ・・・・
「3。3でいいよ。」
「3?3は・・・あぁ、お使いだわ。
簡単なものでよかったわねvv」
お使いって・・・・・
「じゃあ、これをもって『クレア』に届けてくれる?」
小包を渡される。
で、俺の足元に真っ黒な穴があく。って、えぇ!?
俺には浮遊の能力なんてねぇぞ!?
「いってらっしゃいvv
無事戻ってこれるとは思うから、安心してねw」
そんな言い草で安心できるかぁっ!!!

俺はどこまでも落ちていった。


     AND THAT'S ALL??

=====
キリ番1202、神楽様へ。
リク内容は・・・『ナオキ、ダリアに登場』。
・・・・・まだダリアまで言ってませんね;
これとキリ番2250で一つになるかと;

あ、ナオキは神楽の書いている小説の登場人物ですvv
なかなかの人気者v
SACは今現在小説掲示板にあります。
もしよろしかったら読んでみてくださいなvv
こんなユウナの書いたものより何兆倍もかっこいいですよvv

それと、ここに出てくる女の子はわかるかと思いますがフタバです;
・・・フタバって何もの?ってな状況ですね。
ぃや、本当に何者なんでしょう?
誰か教えてください;(ぉぃ

     2004.07.13   ユウナ

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