songs 1


+++++sun's side+++++
「月華、陽華、こちらへ。」
マザーが私たちを呼ぶ。
ここは、「月と太陽の神殿」。
私たちは、ここで育った。
生まれてから、外に出たことはない。
「外の世界」を知りたくて、私たちはマザーにお願いをした。
それで、今日どうなるかが知らされる。
私たちは、本殿へ向かった―――

**本殿**
「月華、陽華・・・来ましたね。
ミネラルタウン、という町になら行ってもいいですよ。
そこで、牧場をやってもらいます。
それでいいのなら、ここを出ることを許しましょう―――」
ミネラルタウン・・・?牧場?
「はい。やらせていただきます。」
月華が勝手に返事をしていた。
月華は、私と双子で、月の光のようなきれいな銀色の髪だ。
あまり切ったことがないから、とても長い。
それは、私も同じだけど。
私は、太陽の光のような金色の髪だといわれる。
私たちはよく似ている。髪の色以外は。
「陽華、あなたは?
やりますか?やりませんか?」
ビックマザーが私に問う。
「あ、はい!やります!!」
私は、あわてて答えた。
せっかくの外に出れるチャンスだもの。
どんなことだってやるわよ!!
「そうですか・・・。
では、条件があります。・・・いいですか?」
え・・・条件?なんだろう―――


+++++moon's side+++++
「月華、陽華、こちらへ。」
マザーが俺と陽華を呼ぶ。
きっと、この前俺たちが言った「ワガママ」についてだろう。
叱られるのか・・・。
そう思いながら、本殿へ向かった。

**本殿**
「月華、陽華・・・来ましたね。
ミネラルタウン、という町になら行ってもいいですよ。
そこで、牧場をやってもらいます。
それでいいのなら、ここを出ることを許しましょう―――」
牧場・・・。なかなか面白そうだ。
「はい。やらせていただきます。」
さっさとそう答えた。
陽華はまだ迷っているようだ。
いや、違う。
また、関係ないことを考えているんだろう。
「陽華、あなたは?
やりますか?やりませんか?」
ビックマザーが陽華に聞いている。
そんなの、聞かなくてもわかってると思うんだが・・・。
「あ、はい!やります!!」
ほら。そういうに決まっている。
「そうですか・・・。
では、条件があります。・・・いいですか?」
条件か・・・。そんなことだろうと思った―――


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