+++++sun's side+++++ 「月華、陽華、こちらへ。」 マザーが私たちを呼ぶ。 ここは、「月と太陽の神殿」。 私たちは、ここで育った。 生まれてから、外に出たことはない。 「外の世界」を知りたくて、私たちはマザーにお願いをした。 それで、今日どうなるかが知らされる。 私たちは、本殿へ向かった――― **本殿** 「月華、陽華・・・来ましたね。 ミネラルタウン、という町になら行ってもいいですよ。 そこで、牧場をやってもらいます。 それでいいのなら、ここを出ることを許しましょう―――」 ミネラルタウン・・・?牧場? 「はい。やらせていただきます。」 月華が勝手に返事をしていた。 月華は、私と双子で、月の光のようなきれいな銀色の髪だ。 あまり切ったことがないから、とても長い。 それは、私も同じだけど。 私は、太陽の光のような金色の髪だといわれる。 私たちはよく似ている。髪の色以外は。 「陽華、あなたは? やりますか?やりませんか?」 ビックマザーが私に問う。 「あ、はい!やります!!」 私は、あわてて答えた。 せっかくの外に出れるチャンスだもの。 どんなことだってやるわよ!! 「そうですか・・・。 では、条件があります。・・・いいですか?」 え・・・条件?なんだろう――― +++++moon's side+++++ 「月華、陽華、こちらへ。」 マザーが俺と陽華を呼ぶ。 きっと、この前俺たちが言った「ワガママ」についてだろう。 叱られるのか・・・。 そう思いながら、本殿へ向かった。 **本殿** 「月華、陽華・・・来ましたね。 ミネラルタウン、という町になら行ってもいいですよ。 そこで、牧場をやってもらいます。 それでいいのなら、ここを出ることを許しましょう―――」 牧場・・・。なかなか面白そうだ。 「はい。やらせていただきます。」 さっさとそう答えた。 陽華はまだ迷っているようだ。 いや、違う。 また、関係ないことを考えているんだろう。 「陽華、あなたは? やりますか?やりませんか?」 ビックマザーが陽華に聞いている。 そんなの、聞かなくてもわかってると思うんだが・・・。 「あ、はい!やります!!」 ほら。そういうに決まっている。 「そうですか・・・。 では、条件があります。・・・いいですか?」 条件か・・・。そんなことだろうと思った――― |