「どうしようか・・・」 まったく・・・どうしてこんな荒れてるんだよ・・・ いくらやる気がおきたって言ったって俺たちは何の知識もないんだぞ? もう少しどうにかしてくれよ。 「女神様・・・・・」 陽華がぼそっと言った。 女神様? 女神様って・・・・・「ミネラルタウンの女神様」のことか? 「ねぇ月華、女神様に会ってみない? 何か助けてくれるかも。」 助けて、くれるといいけどな・・・ 「神様」ってのはそんなに甘くない気もするが。 「女神様か・・・行ってみるか。 陽華、どこにいるのか知ってるのか?」 言い出したぐらいなんだから覚えてるだろうと思って聞いた。 ちなみに、俺は覚えてない。 よく話を聞いてなかったからなぁ。 「知らない〜。そこまで覚えてないし・・・」 覚えてないのか・・・ ちゃんと聞いておけばよかったな・・・ 「それじゃあ、どこから行くか・・・」 わからないんじゃ手当たり次第探していくしかない。 いそうなところは・・・山の方、かな。 きっと町にはいないだろう。 祀られてはいたとしてもそこに本体がいるってわけではないから。 「マザーズヒル!! 確かそんな名前のところにいるって聞いた!!」 いきなり陽華が叫ぶ。思い出したのか? これで、手当たり次第探さなくてすみそうだな。 「マザーズヒル?ヒルってことは・・・山か。」 ヒルはhill。丘って意味だったはずだ。 それにまさか町のことをマザーズヒルとは言わないだろう。 そうなると、あるのは山。 多分、女神様は山にいる。山のどこかまではわからないが・・・ 「それじゃ、早く行こうよ!ほら、月華!!」 陽華は俺の手を引っ張ってうれしそうに歩き始める。 何がそんなにうれしいんだか・・・ |