彼女が倒れた理由、
それはストレスによるショック症状。
第22話「溜まったストレス」
スズカの診察をはじめて10分が経った頃―――
「大事にはいたらないようだ・・・・。」
ドクターは診療室から出てきていった。
その言葉を聞いてグレイは駆け寄った・・・・。
「スズカ・・・・?!どうしたんだよ!!」
スズカに対して大きな声で呼びかけをした。
それを見たエリィはグレイを注意した。
「グレイさん、眠っているので静かにして下さい!」
グレイは我に返った。
そしてドクターを見た。
「ドクター・・・・スズカは・・・・・。」
この時のグレイは本気で心配していた。
ドクターは、グレイを見て、言った。
「スズカ君は、相当ストレスが溜まっていた。」
「?!」
驚いたグレイ。
何故ならスズカがストレスを溜まるどころか、
発散していると思えずにはいられなかったからだ。
「スズカ君は、ストレスから倒れてしまったんだ。」
「――――――・・・・・・。」
「胸が痛み出したのはそのせいだ。
だが、倒れてしまうとなるとスズカ君は相当溜まっていたんだな・・・・・。」
スズカはどうしてストレスを・・・・?
グレイはその疑問に駆られた。
「彼女は今日入院させます。」
エリィは優しく声をかけた。
グレイは、ただただ考えるしかなかった、
どうしてスズカは倒れたのか、
どうしてストレスが溜まるのか、
そして、気づいた――――――※ここからグレイ視点
『俺は・・・・スズカの事ばかり考えてる・・・。』
彼女が、俺をおもちゃにしたときから、
いつのまにかアゲハちゃんの事からの苦しみが
なくなっていた。
俺はスズカに新たな「恋心」を抱いていた。
そう、アゲハではなく、『スズカ』に――――――