research 13 「研究所の目的」 イヴ「私を…どこまで苦しめればよいのですか…?」 教会に行くと、イヴが神に問いただしているようだった 僕はその姿をじっと見ていた 彼女の美しい髪に青い瞳 僕は、しばらく動けなくなっていた その時だった イヴ「…クリフ?」 見つかった(笑) クリフ「いやぁ、えっと…何してるのかな?って思って…」 イヴ「え、あ…なんでもないよっ…!! 今日はナオキは一緒じゃないの?」 クリフ「ナオキは今研究中さ…、僕達も毎日研究されているんだ…」 イヴ「そう…ここの目的は何なのかな…?」 この研究所の目的… 僕は知っている この前夢を見たから この研究所が何をしているか、何を考えているかも… イヴ「クリフは…何か知ってる?」 クリフ「知ってる…。でも、知らない方がいいと思う」 イヴ「…知らない方がいいかもしれない…。でも… 知りたいの…」 まっすぐな瞳で僕を見つめてくる彼女 僕は目が離せなくなった クリフ「…じゃあ、イヴについても話してよ」 イヴ「え?」 クリフ「僕は、イヴのことあんまりよく知らない。 イヴの事が知りたいんだ」 イヴ「私の…こと?」 そう…僕は… 彼女を夢で見たときから… 彼女に惹かれている自分に気付いていたんだ クリフ「なんでもいいよ。好きな食べ物とか、好きな動物とか …好きな…人とか…」 『好きな人』 その言葉を聞いた時、彼女は一瞬顔色を変えた なぜなのかはその時の僕には分からなかった イヴ「え〜っとね、好きな食べ物はぁ…う〜んありすぎてわかんないやぁっ! 動物は…ウサギが好きだなぁ♪ 好きな…人…は、自分でも分かんないや…」 クリフ「そっか…。じゃあ僕が答える番だね。 この研究所の目的は…」 イヴにこの事を言うべきであろうか? この事を知ったら… 優しい彼女は…どうなってしまうのだろうか? 僕が躊躇していると、彼女が言った イヴ「覚悟はできてるよ…、ここに来たときから」 クリフ「…なら言うよ。ここの目的は 『人体兵器』を作ること…」 イヴ「人体兵器…?」 クリフ「生物兵器は分かるかぃ?動物と…何かを混ぜて兵器にする…。 いわば、戦争の道具さ…。 この研究所はその実験を人間でやろうとしている」 イヴ「でも…それは法律で禁じられているんじゃあ…!?」 クリフ「人体兵器を戦争に使うつもりなんだよ… だから国は黙っている、この研究所は国が認めたものなんだ… だから助けもこない…逃げることも…不可能… 僕もいずれは…改造されてしまうかもしれない…」 イヴ「そんなっ…」 彼女にこんな残酷な事を告げてしまった自分に後悔した せめて彼女にだけは… 何も知らないでおいてほしかったのに… クリフ「……ねぇ、イヴ…僕と一緒に逃げない…?」 イヴ「…え?」 to be contnue... |