research 17 「僕は殺人者…」 今日、イヴの寿命測定をしたら…なんと三ヶ月とでた 機械の故障だと思った 彼女が三ヶ月で死ぬ… そんなのは嫌だった… 僕が機械を調べている時だった コンコン ドクター「どうぞ」 研究長(トーマス)「ドクターくん、今からちょっといいかな?」 ドクター「…はい?」 トーマス「君にやってほしい事があるんだよ…とにかくついて来るんだ」 ドクター「…承知しました」 やって欲しいこと? また…実験? 僕は…もうひどい事はしたくないのに… トーマス「ここで待っててくれ。すぐもってくるから」 ドクター「はい…。」 僕が連れてこられたのは、手術室。 でも…「持ってくる」って…? トーマス「慎重に運ぶんだぞ、最初の兵器になるんだからな」 研究員「はい。」 ガラッ ドクター「!?」 僕は…声も出なかった… 持ってこられた…いや、連れてこられたのは… NO.003の…亡骸だった… トーマス「死んでから早いうちにやっておかないと、いい物が作れないからね。 とりあえず、解剖して生体を調べてから兵器にしよう」 ドクター「…え!?」 トーマス「君は有名な解剖医だろ?そのために連れてきたんだから 役目をちゃんと果たさないと…ボタンを押すよ…?」 ドクター「…やらせて…もらいます…」 僕は…たしかに解剖を仕事としていた… でもそれは、もう亡くなってしまった人の死因を調べるためにするわけで… 故意的に殺した…S.A.Cを調べるなんて… しかも…その後…兵器に… トーマス「何をやっているんだねドクターくん。早くやりたまえ」 ドクター「…やりたくないと言ったら…?やっぱり僕は殺されるのでしょうか?」 トーマス「逆らう気かね?いいんだよ、逆らっても。 君の命の保障はないがね。ハッハッハ」 ドクター「…っく…」 僕は…命令に従い… NO.003を…解剖した… このS.A.Cに面識はないけれど… 書類に…動物と会話できる優しい子だと書いてあった… なんで…殺さなければならないんだ… なんで…兵器になんて… でも…逆らえない… 僕も殺されてしまうから… トーマス「君は医者としても優秀だし、兵器にする助手をしてもらうよ」 ドクター「そんなっ…」 もうこれ以上…やりたくない… トーマス「ボタンを押せば、君の命もないよ」 ドクター「…はい・・・」 兵器にする手術は…夜通しで行なわれた 僕は… 最低だ… そうして出来上がったのは… 兵器NO.001… 世界で始めての人体兵器だった… トーマス「おぉっ、これは…!!ジェフ!ゴッツ!今日からこれの試作にかかれ」 ジェフ&ゴッツ「はっ、わかりました」 僕はとうとうやってしまった… 兵器を作る手伝いを… 僕は…戦争なんて嫌いだ… ケガ人…犠牲者がたくさんでる… なのに…それに加担している僕は…一体何なんだ… 僕こそ…最低じゃないか… 今日も…いつものようにイヴが来る だから…僕は何事もなかったかのように研究室へ戻った イヴ「失礼します」 ドクター「あぁ…今日は君の寿命をもう一回測定するからね…」 イヴの寿命は、300年…前と変わりなかった ドクター「・・・あれ?」 やっぱりアレは機械の故障だったのか… 僕は、昨日のショックでもう研究する気力なんてなかった ドクター「…まぁ、よかった。僕は…今日は気分がのらないから… 実験はこれくらいにしておこう…」 僕の様子がいつもと違ったのに…彼女は気付いたのか… イヴ「…元気ないですね?何かあったんですか…?」 彼女は…こんな僕に優しい言葉をかけてくれた… こんな…最低な僕に… 僕はその場に座りこんでしまった… そして彼女に言ってしまった ドクター「僕は…殺人者だ… NO.003を僕は…兵器にしてしまったんだ…」 彼女はどう思っただろう? こんな最低なヤツを… 昔僕を治癒してしまった事を後悔するだろう… ドクター「あの時に…死んでおけばよかった…」 to be continue... |