research 18 「死ぬなんて言わないで…」 ドクター「あの時に…死んでおけばよかった…」 イヴ「あの…と…き…?」 あの時…それは… きっと私が彼を助けて…死んだときの事だ… 死んでおけばよかった…なんて… イヴ「死ぬなんて…言わないで…」 ドクター「…え?」 イヴ「私っ…あなたは悪くないっ…と思うよ!! だから…死ぬなんて言わないで…私が助けたのは…迷惑だった…?」 ドクター「迷惑なんて…あ…」 私は…涙を流していた 恥ずかしいくらい…子供みたいに… ドクター「迷惑なんかじゃない…君に救ってもらって…僕は…嬉しかった…。 だから…泣かないで…」 ドクターは、私の涙を指で拭ってくれた ドクター「聖女の涙…か。キレイだな…… 今の汚れた僕には…もったいないくらい…」 イヴ「汚れてなんかないよっ… まだ償える…リックの事は…救えなかったけど… これから誰かを救えるかもしれないじゃない…!! 罪を償う方法なんて…いくらでもあるよっ… だからお願い…死なないで…」 私は…ドクターが死んでしまう事を考えたら… なんだか涙が止まらなかった なんでだろう? ハツコイノヒトダカラ? …チガウ… ワタシハ…モシカシテ、コノヒトノコト… ドクター「…っ、僕は…許されてもいいのだろうか…?? 僕は…君のためにも死なない…だから泣かないで…」 わたしのため? ドクター「君だけは…僕が守ってみせるから…。 たとえ…殺されようとも…。この体が…爆発しても…」 体が爆発…? イヴ「爆発って…?」 ドクター「僕の体には…爆弾が埋め込まれている…。 前にも言ったけど…無理やり連れてこられて…脅されている… でも…君だけでも…僕は助けてみせる…」 うそ…爆弾…? イヴ「そんなっ…ひどいっ…ひどすぎる…爆弾なんて… 私なんか助けなくていいっ…お兄ちゃんだけでも生きて…!!」 ドクター「…イヴ…。」 イヴ…ドクターはいつの間にか私の事をそう呼んでいた でも…本当は最初から呼んでほしかった 自分の名前を… ナンバーなんかじゃなく、私個人を見てほしかった ドクター「ありがとう…。でももう、今日はここから出た方がいい。 もう少しで研究長がここに来るからね…。」 そう言うと、彼は私にリンゴを手渡した ドクター「リンゴの花言葉を知っているかい?」 イヴ「誘惑…後悔…でしょ…?」 ドクター「違うよ…。それだけじゃない…」 イヴ「…え?」 ドクター「最も美しい人へ…さ。」 to be continue... |