第4話

  だりあ、ダリアの花言葉、知ってる?

  ダリアの花言葉はね・・・・・

「・・りあ、だりあ!!朝だよ!起きろ〜〜っ!!」
「うん・・・?・・・お姉ちゃん?」
なんか、夢を見たなぁ。
なんの夢だっけ?え〜と・・・花言葉?
ダリア・・・の花言葉だった気がする。
途中で起きちゃったからわからないや。
私は、起きて、いろいろと支度をした。
「ご飯食べよ。はい。」
     もくもくもく・・・。
私は、ダリアの花言葉が思い出せないけど、
とっても気になったから、お姉ちゃんに聞いてみた。
「ねぇ、お姉ちゃん、ダリアの花言葉って何だっけ?」
「え・・・なんで、なんでそんなこと聞くの?」
「ん〜、なんか夢で出てきたの。
誰かに、ダリアの花言葉を教えてもらう夢。」
私は、素直に答えた。
別に、隠すこともないと思ったから。
「なんで今ごろ・・・。」
お姉ちゃんが、私の答えを聞いて、小声で言った。
私には聞こえないような声で。
「え?今、なんて言ったの?聞こえなかった・・・。」
「なんにも言ってないわよ?空耳じゃない?」
ウソ。言ったのはたしか。
たぶん、なんでいまごろ・・・って言ったんだと思う。
お姉ちゃんは、私に何かを隠しているみたい・・・。
「花言葉、教えて?」
「ごめんね、わからない。
別に、知ってなきゃいけないってわけじゃないんだし、いいんじゃない?」
なんだろう・・・なんか、ヘンだ。
「ほら、早く食べて、仕事しよ。
今日は、カイくんのところに行くんでしょ?」
「うん・・・。」
まぁ、いいか。深いことは考えないようにしよう!

外に出ると、カイちゃんがいた。
かなりびっくりした。
「どうしたの?カイちゃん。こんな朝早くから。」
「よっ、ダリ。散歩のついでに来てみた。なんか手伝うことあるか?」
カイちゃん・・・。自分の仕事もあるのに、わざわざ手伝わなくても。
「え?!別にいいよ。カイちゃん、海の家やってるんでしょ?」
「遠慮するなって。別に誰も来ないし。」
遠慮ってわけでは・・・。
う〜ん、カイちゃん言い始めるとほかの意見なんか聞かないからなぁ。
「あれ?カイくんじゃない。どうしたの?」
お姉ちゃんが来た。うまく言ってくれないかなぁ。
「おはようございます、クレアさん。
なんか手伝うことがないかと思って。」
「カイくん、海の家やってるんじゃなかったの?」
そうそう、言っていって。
「あ〜、別に客来ないんで。」
「あらそう?ならお願いしようかな?
だりあの仕事手伝ってあげてくれる?」
・・・おねえちゃ〜ん。
あらそう?・・・って・・・。
「はい。わかりました。」
「お姉ちゃんの仕事のほうが大変じゃない。」
私は動物の世話、お姉ちゃんは水遣りと収穫、って決まってる。
いつも私が終わったあと手伝うんだけど・・・。
「平気よ。今日は収穫物もないし。」
「でも・・・。」
「さっさとやろうぜ。
そんなこと言ってたって時間はどんどん過ぎてくんだからさ。」
カイちゃんは、そういって私をどんどん動物小屋へ引きづってった。
あれ?なんで知ってるんだろ。私が動物の世話の担当だって。
「さ、ダリ、何をやればいいんだ?教えてくれよ。」
カイちゃんが、嬉しそうに言う。
何がそんなに嬉しいのかなぁ・・・
「えっとね、まずは・・・・・」
そんなこんなしてるうちに、仕事が終わった。
「お姉ちゃ〜ん、終わったよ〜。」
カイちゃんに教えるほうが時間がかかった気がする・・・。
「だりあ、遊びに行ってきていいよ。カイくんと一緒にいれば平気でしょ?」
お姉ちゃんが言う。
カイちゃんだって、いくらお客さんがこないって言ったって、
海の家開けないわけにはいかないと思うんだけどなぁ。
「いいよ。ダリ、行こう!!」
勝手に話が・・・
「え?!カ、カイちゃん??」
カイちゃん、いいのかなぁ。
「海、行こうぜ!海!!」
「お店は?いいの?」
「・・・やるよ。店でうまいもの食わせてやるからな。」
ちゃんとやるんなら、まあいいか。
「うん!!カイちゃんの手料理?」
「あぁ。」
「へ〜、楽しみだなぁ。」
カイちゃんの料理かぁ・・・。
「あ、今度また、何か食わせてくれよ!
ダリの料理、久しぶりに食いたいし。」
「え〜。」
そういえば、昔はよく食べてもらってたよなぁ。
カイちゃんと・・・あれ?「と」?
誰か、いたっけ・・・?

そんなこんなしてるうちに、海岸の、カイちゃんのお店に着いた。


   真夏の太陽は「ダリア」の花のために働く

   「ダリア」の花が大切だから

   「ダリア」の花は気づかない

   太陽にこんなにも想われていることに・・・


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