誰か来た・・・
「あぁ、だりあ、おきたのか。おはよう」
なんだ、セイ兄だ。どっかいってたのかな?
「うん。セイ兄、どこか行ってたの?」
よく見ると、汗をかいてる。
「え?牧場で、仕事してきた。
勝手にやったらまずいかとも思ったけど、クレアもあんな調子だし。」
そう言って、気持ち良さそうに寝てるお姉ちゃんを指差す。
「私を起こしてくれればよかったのに。
一人じゃ大変だったでしょ?」
別に、勝手にやることはいい。
セイ兄なら。
「いや、お前も気持ちよく寝てたし・・・」
そう言いながら、目をそらす。
な、なんで・・・?
「それに、ポプリも手伝ってくれたしな。」
え・・・?ポプリちゃんが?
「ポプリちゃんが?手伝ってくれたの?」
びっくりした。
牧場自体、そんなに来ないのに。
「あぁ。やってたら来て、手伝うって言って。
鶏の世話してくれたぞ。」
へぇ・・・。
「そうなんだ。あとでお礼しておかないとね。」
「そうだな。でも、お礼にトマトあげた。
それを買いに来たから。」
「あれっ?!セイヤ!」
カイちゃんだ。
周りを見ると、すっかりきれいになっていた。
すごいなぁ・・・。
「あぁ、ちびカイ。
全部きれいにしたのか?あの状態から。」
またカイちゃんのことちびカイって呼んでる・・・。
「ちびカイ言うなぁっ!!」
うわっ!!お皿?らしきものがこっちに飛んでくる!!
「うわぁ!」
セイ兄がよける。
そして、そのお皿?は私のもとへ・・・
「えっ?!」
「「あ・・・」」
私が言うのと、カイちゃんとセイ兄が言うのは、同時だった・・・。
お皿?が私の顔に当たった・・・
そして、私は意識を失った・・・・・
一途な花は気を失う
太陽と月の口げんかの被害にあって
太陽と月は大切な花を傷つけた
この代償は、いったい何・・・?