私は、泣き止むことが出来なかった。
どれぐらい泣いていたのか、わからない。
ランちゃんがそばに来たこと、
ポプリちゃんがリックさんを迎えに来たこと、
クリフくんやグレイくんが帰ってきたことにも気づかないで泣いていた。
お兄ちゃんもお姉ちゃんもカイちゃんも、何も言わないでそばにいてくれた。
気づくと、みんなが心配そうなカオで私の周りにいた。
ランちゃん、ポプリちゃん、グレイくん、クリフくん、リックさん。
「大丈夫?どうかしたの?」
ランちゃんが私に聞く。
「ううん、なんでもない・・・」
あんまり心配させちゃダメだと思って、笑って答える。
「何でもなくなんかない!!
なんで、そんなに無理して笑うの!?」
無理して笑ってるように見えた?
ランちゃんは、目に涙をためてる。
・・・どうして?
「無理してなんか・・・」
「してるよ!!ポプリにだってわかるもん!
だりあちゃん、泣きたいときに笑うのはおかしいよ!」
ポプリちゃんが言う。
ポプリちゃんも、心配してくれてるの・・・?
「ランちゃん、ポプリちゃん・・・。」
だめだ、涙が出てくる・・・
「ダリ、好きなだけないていいから。
涙がかれるまで泣けばいい。」
カイちゃんのその言葉で、私は、また泣き出してしまった。
さっきと違ったのは・・・
ランちゃん、ポプリちゃんも一緒に泣き出してしまったこと。
どうして??
私たちは、一緒になって泣いた。
「ダリア」の花の涙は止まらない
友達思いの元気な花と幼い花
その花たちも一緒に泣き出す
「ダリア」のために・・・
「ダリア」はそれがわからない
「ダリア」の花は幸せな花
一緒に泣いてもらえる、幸せな花―――