私は、『現実』に戻ってきていた。
まだ、外は暗い。
今、何時ぐらいだろう・・・。
私は、ベッドに横になったまま。
隣では、お姉ちゃんが寝息を立てている。
『夢』の中にいた、もう一人の『だりあ』・・・
あれは、なに・・・?
私の手の中には、『だりあ』からもらった二組の指輪とネックレス。
『だりあ』は私があげたい、と思う男の子、
大切だと思う男の子にあげてって言ってた。
私が大切だと思う男の子・・・?
やっぱり、カイちゃん・・・かなぁ。
でも・・・こんなの、もらってもらえないよね。
私からのなんて、貰ってもらえるわけがない・・・・
これは、何の意味があるんだろう・・・。
まあ、『夢』でもらったものなんだから、意味はあるんだろうけど・・・
『だりあ』は「役に立つ」って言ってたよね・・・。
これが、なんの役に立つっていうの?
今はまだ、その『意味』が私にはわからない。
とりあえず、カイちゃんに会ったら、あげよう。
もらってもらえなかったら、潔くあきらめよう。
私は、そんなことを考えながら、また眠りに落ちた・・・・・・・
一途な花は太陽を想う
あきらめられないその想い
指輪に託し太陽へ
太陽は受け取るのか受け取らないのか
一途な花の、想いはどうなる―――