「ポプリ、何を企んでるんだ・・・?」
にわとり小屋で仕事をしながらポプリに聞いた。
「なんでもないよ♪」
ポプリは笑いながら言う。
絶対、何か隠してるな・・・
外に出ると、もうすでに仕事はあらかた終わっていた。
いつにもまして早い・・・
そして、クレアとカレンさんたちは玄関のところで聞き耳を立てていた。
・・・おいおい。
盗み聞きか・・・?
「何やって・・・」
『何やってるんだ』と言おうとすると、クレアたちからすごい顔でにらまれた。
もう、こいつらのやることには口出ししないようにしようか・・・
怖い怖いお姫様方は無言で家の中の会話を聞こうとしているらしい。
玄関の扉から聞こうとしても無理だろうに・・・
そのまま、しばらくして。
相変わらず、お姫様方は玄関のドアに張り付いている。
と、そのとき。
ビシッ
何かの音が聞こえた・・・
ドアのあたりから・・・
何の音だ・・・?
聞こうと熱中するあまり、その音に気付いていないようだ。
言おうと思ったが、言うとまた怖い顔でにらまれそうだからやめておいた。
また、少しして。
バタンッ
・・・ドアが、壊れた・・・
姫様方はあっけにとられている。
このドア、こんなに弱かったのか・・・?
だりあとカイが、こっちを振り向いた。
月をも黙らす美しき花たち
その行動は何のため?
ダリアの為を思ってのこと?
少しは違う、意図がある
でも、ダリアの悪いようにはしない
花たちはダリアの友達だから
何があっても、どんなことになっても―――