から〜んっ 「あ、帰ってきた〜 だりあちゃん、バンダナ、あった?」 ポプリちゃんが、何かを貼り付けながら、言う。 ・・・・・折り紙の輪っか? 「ううん、なかった。 カイちゃんには悪いけど、また今度にしてもらおうかと思って。」 「そっかぁ・・・ でも、カイはだりあちゃんがいればいいって言うよ、きっと!」 どうして・・・そんな断言ができるの? なんか、ポプリちゃん変わったなぁ・・・ 「あ、おかえり!!」 「ただいま。ラン、やることは何がある?」 二階からランちゃんが降りてきた。 「だりあちゃんは私と一緒に料理。 カレンはポプリと一緒に飾りつけ。わかった?」 「え・・・ラン〜、私も料理やりたいんだけど・・・」 カレンちゃんが言った途端、ランちゃんの表情が変わった。 「ダメ!!絶対ダメ!! カレン、あなた大量殺人する気!?」 えぇ!? 「た・・・大量殺人・・・?!」 「何人聞きの悪いこと言ってるのよ、ラン!!」 私が驚くのと同時に、カレンちゃんがすごい勢いで否定する。 「カレン、毎回毎回、あなたの作る料理って黒こげよね?」 黒焦げ・・・ 「・・・うっ・・・」 「それを毎回毎回ジェフさんやリックに食べさせてるよね?」 「うぅ・・・」 ランちゃん・・・カレンちゃんを押してる・・・ 「黒焦げのたくさん食べるとがんになりやすくなるって知ってる?」 「・・・知らない。」 なんか・・・面白いかも。 「カレンちゃん、ランちゃん、支度しないの?」 ポプリちゃんが、もっともなことを言った。 「「あ・・・」」 二人は、顔を見合わせた。 「早くやって、終わらせてお話しようよ。 はい、カレンちゃん。」 「はいはい・・・」 ポプリちゃんがカレンちゃんに渡したのは大量の折り紙。 「じゃあ、だりあちゃんはこっちね。」 私は、ランちゃんと一緒にお店の奥に。 初めて入るなぁ・・・ 「きゃぁっ!」 奥に入った途端に、叫び声が。 見ると、マリーちゃんが指まで切ってた・・・ 「マリー・・・エリィ、マリーの手当てしてあげて。 そしたらポプリたちの手伝いね。 こっちは私たちでやるから。」 えっと・・・? 二人ともお店の方に戻って、私たち二人は料理をし始めた。 やっぱりランちゃん、手馴れてるなぁ・・・ 夜になって。 今日やる料理は、全て終わったみたい。 つ、疲れた・・・・・・・・ 明日はケーキとか生菓子作るんだって。 「終わった〜〜〜!!」 飾り付けの準備も終わったみたい。 「私たちも表に出ようか。 だりあちゃん、おなかすいたでしょ?」 「・・・うん、ちょっと・・・」 ずっと動いてて、気にしてなかったけど一息ついたらおなかがすいてきた。 表に出ると、もう飾り付けまで全部できていた。 「あれ?飾り付け、明日するんじゃなかったの?」 「結構早く終わって、クリフ君とグレイがいたからやってもらっちゃった♪」 笑って言うポプリちゃん。 クリフ君、グレイ君は何だか疲れた顔をしている。 ・・・よっぽど使われたんだろうなぁ・・・ 「お疲れ様、二人とも。」 少しだけ・・・少しだけだけどランちゃんが気の毒そうに言う。 あれ?そういえば・・・ダッドさんは? ぐるっと一周見渡したけど、ダッドさんは見当たらない。 「どうしたの?どこか変? それなら直してもらう?」 「ううん。ダッドさんがいないなぁ、と思って。」 カレンちゃん、さすがにこれ以上働かせるのはかわいそうかと・・・ 「え?お父さん? デュークさんのところだよw」 笑顔で言うランちゃん。 お店放って行くような人じゃないと思うんだけどなぁ・・・ ひょっとして、追いd・・・まさかね。 「さぁ、ご飯食べて寝る準備しよう☆」 「うんっ!!」 「おいしい・・・ だりあさんって、料理上手なんだね。」 なんか、明日の分にしては多いな、と思ってたら夕飯も作ってたみたい・・・ 「あ、本当だ・・・ あのクッキーも上手かったけど・・・」 クリフ君とグレイ君が何だか意外そうに言う。 そんなに意外かなぁ・・・? 「だりあちゃんは才色兼備なんだもんね!!」 ポプリちゃん・・・/// 「あ、照れてる〜〜ww だりあちゃん、かわいいv」 ランちゃんまで・・・ 「ふぅ〜・・・おなか一杯☆」 カレンちゃんが満足そうに言う。 確かに、いっぱい食べてた。 「これでお酒があればいいんだけどな〜・・・」 「ダメでしょ。未成年なんだから。」 ・・・え? 「えぇぇぇぇっ!?」 お、思わず・・・叫んじゃった・・・ 「え?知らなかったの?」 「う、うん・・・」 いつもお酒飲んでるから、てっきり成人してるのかと・・・ 「私とカレンが19。 で、エリィとマリーが18、ポプリとグレイが17。 クリフは・・・何歳だっけ?」 「18になったよ。」 み、みんな・・・未成年だったの? 「だりあさん?」 気付くと、目の前にグレイ君の顔が。 「きゃぁっ!」 「そ、そんなに驚かなくっても・・・」 「ご、ごめんなさい・・・」 思わず、声を上げちゃった・・・ 傷つけちゃったかな・・・ 「だりあちゃん、上行こう♪♪」 ポプリちゃんが階段のところで私を呼んだ。 「あ、うん。」 私たちはみんな、上に上がった。 後は、寝るだけ・・・? ダリアの花の思うこと 何よりも愛しいみんなのこと かかわる全ての幸せを 自分が幸せになるよりも大切に ダリアの花は気付かない 自分が笑えば周りが幸せになってくれることを ダリアが幸せならば幸せになってくれるものがいることを――― |