ここ、どこ・・・・・? 小包渡されても・・・ どこに行けばいいのかわからないし・・・ これじゃあ、届けようがないと思うんだけどなぁ・・・ 見渡してみると、青。 一面に、綺麗な青い色が広がってる。 ん〜・・・これじゃあどこにいけばいいか本当にわからない・・・ ・・・あれ? あれ、なんだろ・・・ 小さく、何か建物が見える。 あそこに行けばどうすればいいか教えてもらえるかな? てくてくてく・・・・・ ・・・・・あれ? 青い色・・・これ、花だ。二種類の花。 えっと・・・薔薇と・・・ダリア? 青い薔薇も、ダリアも聞いたことないけど・・・ 確か、青い薔薇って『不可能』の象徴じゃなかった? それほど青い薔薇は造れないって聞いたことが・・・ でも、それがなんでこんなに咲いてるの・・・?? 「いらっしゃいませ。」 !? 目の前に、いきなり女の人が現れた・・・? 「そう驚きにならないでください。」 「は、はい・・・・・」 蒼い髪に、紅い瞳。不思議な組み合わせだぁ・・・ 「こちらへ、だりあ様。」 そういって、歩き出す。 ・・・なんで私の名前知ってるの? まぁ、女神様から聞いていたとでも思っておこう。 「だりあ様をお連れいたしました。」 着いたのは、教会・・・みたいなところ。 でも、もっと大きい。なんて言うんだろ、こういうの・・・ 「こちらへ。」 また、違う人が現れた。 ・・・何もなかった空間から・・・。 歩き出したその人の後を追っていくと、今度は大広間みたいなところに着いた。 薄暗い奥の方に、椅子がある。 ・・・誰かが座ってる? 「ようこそ、シャントゥール神殿へ。」 奥が、明るくなった。 そこには女の人が座っていた。 黒髪に、翡翠色の瞳の。 「フィオーレからの小包を持ってきてくれたのね、ありがとう。」 「あ、はい・・・」 椅子に近づいて、手渡した。 なんか・・・女の人の周りの空気が綺麗な気がする・・・気のせいかな? 「だりあ・・・ちゃんって呼んでいいかしら? 私はシェアラというの。本当の名前ではないんだけれどね・・・。」 やっぱり、名前を知ってるんだ・・・ 「だりあちゃん。お願いをしていいかしら?」 お願い・・・?まぁ、どうせ帰れないし。 「はい。なんですか?」 「ありがとう、そういってくれて。 シュンランをここへ。」 シュンラン・・・? 「お願いというのはね・・・ 今からここに来るシュンランの話し相手をして欲しいの。」 「話し相手・・・?」 「えぇ。あの子はここを一歩も出ずに育ったの。 16年間、ずっとね。シェアラになるべき者して・・・」 ・・・あれ? 「シェアラになるべき者・・・?」 「えぇ・・・シェアラというのは役職に付属する名前なの。 シュンランは、私の次の次に“シェアラ”を継ぐのよ。」 「へぇ・・・」 「あ、シュンランが来たわね。」 「シェアラ様、何のご用事ですか?」 わ・・・綺麗な声・・・ 「シュンラン、こちらはだりあちゃん。 一週間ぐらいあなたの話し相手をしてくれるそうよ。」 来たのは、私と同じぐらいの女の子。 黒髪に、透き通るような水色の目。 綺麗な子だぁ・・・・・ 「だりあちゃん、なかよくしてねv 私のことは好きなように呼んでw」 「じゃあ、シュンランちゃんって呼ばせてもらうね。 よろしくね、シュンランちゃんv」 「シュンラン、だりあちゃんにこのあたりを案内してあげたらどうかしら?」 「はい、シェアラ様。 だりあちゃん、こっちだよ。」 てくてくてく・・・ 「ねぇ、シュンランちゃん。」 中を一通り見せてもらって、今度は外を案内してくれるみたい。 「何??」 「この花、何?」 青い花。多分、薔薇とダリアなんだけど・・・ 青い薔薇や青いダリアなんて聞いたことないし。 「これ?薔薇とダリアだよ。 だりあちゃんが住んでるところにはないの?」 「青い色のは見たことない・・・」 「そうなんだぁ。ここは、青いのしか咲かないみたい。 私、青以外の薔薇もダリアも見たことないし。。」 やっぱり、違う世界なんだなぁ。。 「今度はむこうに行こvv」 「うん。」 シュンランちゃんは花畑の中に入っていった。 今度はどこに行くのかな? ダリアの行った“別世界” そこには青い花が咲く。 「不可能」の象徴、青い薔薇。 「ありえないもの」、青いダリア。 ダリアの花は何色の花? |