五幕目


カ(とうとう来たよ・・・
  い、嫌だ・・・)
   とうとう来ました第五部。
   やっと、皆様お待ちかね(!?)カイ王子の登場です。

ク「カイ君、カイくん。
  何も、白雪姫のあらすじに沿ってやれなんていわないからね?
  セリフ通りに言わなくたっていいんだし♪」
   何を言いたい、クレアさん。
   それは・・・白雪姫の型を崩してよいと?
   まぁ、もとから「白雪姫っぽいもの」だしな・・・。

カ「・・・え?
  それって・・・」
   何かを考えた様子のカイちゃん。
   な、何を考えたんだ・・・?

ク「じゃあ、はじめましょうか♪
  白雪姫第五部を♪」

   あ、ちなみに第四部と第五部のあいだは二三分。
   その間、セイヤ姫はずっと倒れたままでした。(ぇ


白雪姫 第五部

小屋の扉が開きました。
そこにいたのはなにやら黒い男。

カ(黒い!?
  たしかに俺は黒いけど・・・なんなんだよ!?)

でも、着ているものは上等なもののようです。

だ「どなたですか・・・?」
   お。ちゃんとセリフを言った。
   いつもの調子で言うかと思ったんだが・・・

カ「俺の名前はカイ。
  君の名前は?」
   こいつもちゃんといってる。
   嫌がってた割には・・・
   何かを企んでそうだが・・・

だ「私はだりあ・・・
  カイちゃん、セイヤが息してないの。」
   ちゃん付けは直らないか・・・
   セイヤのことはちゃんと直して言ってるのになぁ・・・

カ「セイヤ?セイヤってこの変なのか?」
   変なの!?変なのって・・・

だ「変なのじゃないよ?お姫様だよ?
  さっき、変な赤い人から貰ったりんご食べたら倒れちゃったの。」
   だりあは天然ですなぁ・・・
   まともに答えてる・・・
    変な赤い人・・・
    トマトのことか・・・

カ(変な赤い人って・・・
  ダリはかわいいなぁ・・・←ばか)

小屋に入った王子様。
息をしていない白雪姫より、小人のほうがお気に召したようです。

カ(そりゃぁ・・・なぁ・・・
  セイヤよりダリの方がいいに決まってる。
  ・・・本当に話変えちまっていいのかな・・・)
   まぁ、たしかにそうだな。
   って・・・話を変える気なのか!?

カ「ふぅん・・・
  変な赤いのって・・・あれか?」

そう言って王子様が指差した先。
そこにはトマトがのびてました。
(小声で)いい気味・・・♪

カ(いい気味!?
  いい気味って・・・
  しかも、あれ(トマト)、本当にのびてないか・・・?)
   本当にのびてるねぇ・・・あのトマト。
   ま、トマトだしいいか・・・(マテ

だ「あ、あれ。どうしてのびてるの?」

カ「なんか、走ってきたから捕まえてみた。」
   セリフを見て言ってるよ・・・
   まぁ、こんな理由即興で言えっていわれたって無理だよなぁ・・・
   でも・・・どんな捕まえ方したんだ?

だ「ふぅん・・・
  カイちゃん、セイヤ、どうしたらいいのかなぁ・・・」
   ふぅんですますか!?ふぅんで!?

カ「・・・ほっとけば?
  もう息してないんならどうしようもないし。」
   ちょっと待てや。
   それじゃあ話が進まないだろ・・・

何ともさばさばしている王子様。
まぁ、白雪姫よりも小人のほうが気に入ったようですから、それも当たり前でしょう。

だ「でも・・・」

カ「さっさと埋葬して、俺の国に来ないか?」
   ・・・プロポーズかよ・・・
   女たらしの本領発揮か・・・?

さばさばしている王子様。
会ったばかりの小人にプロポーズとも取れるような言葉を言っています。
さばさばしているだけでなく、手も早いようです。

カ(・・・(怒。
  なんなんだよ、それ!?
  俺はダリにしか言わないぞ!?)
   ・・・お?今、心なしかセイヤが動いたような気が・・・
   生き返ったか?

だ「え・・・えっと・・・?」
   展開についてけないようだなぁ・・・
   まぁ、仕方ないよな。

セ「だりあに手を出すな?」
   ・・・生き返ったよ・・・
   すげ〜・・・

いきなり、白雪姫が起き上がりました。
息をしていなかったのに・・・
どうやら、仮死状態になっていたようです。
それを見た王子様はびっくりしています。
もちろん、小人も。

セ(危うくアズサのところに行くところだったぞ!?
  クレアは何をしたんだ・・・?)
   クレアは・・・薬を塗っただけですよ♪(ぇ

カ(生き返ったよ・・・セイヤのやつ
  まぁ、死んだら話にならないけどな。)
   死んだら一大事だからなぁ・・・

だ「セイヤが生き返った!!
  もう大丈夫なの??」
   本気でうれしがってるみたいだなぁ・・・
   まぁ、本当に息してなかったし・・・

セ「あぁ。大丈夫。
  でも・・・とりあえずやることができたな。」
   もう、劇じゃない気が・・・

だ「やること?」

セ「あの赤い変なの捕まえて、黒幕をはかせる。」
   なんか・・・セイヤ、本気になりかけてないか・・・?

カ「赤い変なのならそこでのびてる。
  手伝おうか?」

セ「あぁ。たのむ。」

のびている魔法使い。
きっと、簡単に口を割ることでしょう。
それにしても・・・王子様は、男言葉の白雪姫を見て何の疑問も浮かばないんでしょうか?

セ(浮かぶも何も・・・男だし。)
   劇の中じゃ違うだろ・・・

カ(むしろ、セイヤが女言葉使ってた方が疑問に思うだろ・・・)
   劇の中では女の役でもか・・・?

セ「とりあえず・・・あれを起こすか。」
   どうやって起こすんだ・・・?

カ「水でもかけるか?」
   それぐらいで起きるか・・・?

セ「そうだな。」
   ・・・もう、何も言うまい・・・

とりあえず、魔法使いに水をかけた白雪姫と王子様。
その息は、なぜかぴったりです。
水をかけられた魔法使いは、目を覚ましました。
そして、いとも簡単に黒幕をはきました。
黒幕は、もちろん王様です。

セ(展開が早い・・・
  こんなに早くしなくてもいいだろうに・・・)
   いいんだよ、もう。

カ(・・・ちゃんと吐かせたかったのに。)
   な、何をしようと・・・?

そして、王子様、白雪姫、そして小人は王様のもとへと向かいました。


とりあえず一応、第五部終了。

セ「クレア・・・
  一体あのりんごはなんだったんだ!?」

ク「え・・・?普通のりんごだよ?」

ク・だ以外(絶対違う・・・)

セ「・・・アズサのところに行く寸前だったぞ・・・?」

ク「それはそれは。よかったね♪」

セ・カ(・・・よくないだろ・・・)

ク「じゃあ、第六部、お楽しみに!!」

その他大勢(いつまで続くんだ・・・?)


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